ネタバレ

『日本沈没』巨大権力と戦う役人と記者

TBSドラマ『日本沈没』は視聴されていますか?

小松左京さんの小説『日本沈没』が原作です。

これまで漫画や映画にもなっているので、どれかしら見たという方も多いと思います。

ドラマ版は大幅にアレンジがされているということで、第1話から視聴をしています。

私はちょうど第3話を見終わったところですが、日本沈没の危機にさらされながら

  • 一刻も早く国民に事実とリスクを伝えなければ
  • そのためには、総理の口から国民に発表してもらいたい

と未曾有の危機に正義感で立ち向かう環境省の天海啓示(小栗旬)を全面的に応援をせずにいはいられないです。

 

  • 今の日本政府の姿をどことなくにおわせている?
  • 霞が関や永田町の体質を表している?

という部分も興味深く視聴しています。

2020年初頭から日本中は感染症でたくさんの人が苦しみ、中には無念にも人命を落とした方もいます。

その危機管理や政府の国民への公表の仕方とどうしてもオーバーラップしてしまうんです。

特に、今衆議院議員選挙の最中ということもあり、日本政府とこのドラマ、そして役人を重ね合わせて見ているのは私だけではないと思います。

 

サンデー毎長記者の椎名実梨(杏)は、いち早く国民に関東沈没の真実を伝えなければという使命から少々強引にネタを集めたりしました。

それは、未曾有の危機が迫っているという危機感を持っているからで、悠長に日本未来推進会議で多数決を採ったりしているメンバーよりよほど日本国民の命を第一に考えている人物です。

椎名実梨が『半年以内に関東圏沈没の可能性が7割超』の記事を書きたいというと、上司は政府から圧力があるからダメだといいました。

 

第3話の最後では天海啓示が椎名実梨に『一緒に戦わないか』といいました。

国民の命を第一に考える2人には巨大な権力と真っ向から戦ってほしいですし、関東の不動産を次々を売却したり自分たちさえよければいいという利己主義な人たちの闇をドンドン暴いてほしいです。

次回予告では高層ビルが沈没する映像がうつっていたので、田所教授(香川照之)の予測がまた的中しいよいよ街ごと飲み込む危機がやって来たようです。

どんどんストーリーが面白くなっていき、一秒たりとも登場人物の台詞や映像から目が離せないです。